tao先生のやさしい学び〜素材編に参加しました。
4月からの三回シリーズで、野菜、果物の回、ミルク、お酒と甘いものの勉強です。
写真には参加したみなさんにいただいた石けんのサンプルも写っています。
何かのオプションを入れる石けんの作り方を講座で扱う場合、またはレシピをお知らせする場合、分量や入れるタイミングなど、普段の作り方と違う点をあげていくだけになりがちですが、素材を系統立てて考えることで、ひとつのレシピにとどまらない可能性をお伝えすることができます。
こういう場合の伝え方、提示の仕方が自分にとっての勉強のポイントとなりました。
レシピをルールとして覚えるのではなく、その中から他のレシピに発展させられる枠組みのようなものを学べます。
生徒さんはそれぞれその「枠」の中で自由な素材を選びます。
ですから、「自由」に選択するためにはしっかりとした知識が必要になるわけです。
もちろん、安全に作れて固まる石けんを作るという「核」の部分ではルールがあります。
でもレシピや作品は規則化できないことがあります。
作り手の感覚や季節、型、量、温度の条件がその都度違うからです。
今回、「やさしい学び」というタイトルに大きな意味を感じ参加を決めました。
「作り方が簡単」
「先生が優しい」
などとも取れますが、実際に終了して確信したのは、
「やさしい」=「柔軟性」でした。
何をいつ、どのタイミングで入れるか、アルコールを飛ばすか飛ばさないか、保温するかしないか、、、、。
無数の選択肢に柔軟に対応できるようになったら、こんなに楽しいことはありません。
ご一緒のみなさんの素晴らしい発想や、実現力も勉強になりました。
いつもながらステキなのmikaさんのサポートもありがとうございました。
tao先生、こんなかんじであっという間の三回でした。また、いろいろな意味で勉強ですね〜。