あいかわらず、のんびりとした石けん生活をしています。12月にコンフェを使い切ったおかげで、全てのデザインがまた無地から始まります。
先日はtao先生の石けん水曜日のお手伝いに行きました。
ちょうど一周年の記念となる講座でした。
テーマはバニラとヨーグルトの石けんです。前半はお料理教室のような作業でした。ベテランさんばかりでリラックスした雰囲気です。
しかし、ここからが石けん水曜日のすごいところです。あらかじめ飾り用のコンフェが用意してあったので、自由なトッピングができます。
生地を丁寧に準備し、攪拌やトレースが出るまでのちょっとした合間に、皆さんのデザイン脳が回転しはじめます。
しばし配られたコンフェを眺めたり、触ったり、お隣さんと喋ったりしているのですが、ある瞬間ほぼ同時に、しーんと静かになりました。
「集中」の時間です。素晴らしいですね。ひとりで作っていると黙っているので、この「集中」に入る瞬間がほとんどわかりません。
でも、グループレッスンでは全体の作業から個人になる時間がはっきり見えます。これが教室で石けんを作る面白さですね!
ひとりでは作れない種類の「集中」を味わえます。
デザインが決まるとトレースも出来上がり、入れ込む作業に自動的にかわります。
そうすると不思議なことに、静けさが解放され、テーブルごとにおしゃべりや笑いが戻ってきました。
学ぶことと創ることが別物ではない事を、tao先生のレッスンプログラムから教えていただきました。
石けん水曜日の1年がとても意味のある積み重ねだったことに、心から納得した1日でした。
先生、参加の皆さんありがとうございました。