<< November 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

Soap Crafting


tao先生に石けん教室をしていただきました。
Soap Craftingが教科書です。
洋書にはたくさんの石けん作りの本があります。ちょっと前まで手に入れるのは大変だったかもしれませんが、今では気軽に見ることができます。
デジタル版では、お得なものもありますね。
写真がステキだからといって買ったものの、実際には読むのが大変だからとそのままにしていませんか?

英語だから難しいという概念を、ペン、パイナップル、アップルという3語で見事に覆した方もいるではありませんか!
といっても安全な石けん作りのためには基本的な学習も必要です。
でもそれは、道具の使い方や苛性ソーダの扱いを勉強されたみなさんならきっとできるでしょう。

tao先生はまさに作るための道具として英語を使って下さいました。

何回も出てくる用語は、そのまま新しい情報として頭にインプットしてしまうこと、絶対にしなければいけないことを命令文の中から探して理解することなどです。

鍵となる言葉が見つかると、英語を文章としてではなく、レシピ特有の手順として理解していくことができます。

石けんを作っている人なら材料を入れたあとには、かき混ぜることや、型入れなどの言葉そのものに反応できるはずです。


1人で辞書を片手に、ハードルを高くしてしまいそうなことも、みんなで読むことで気軽な作業になったはずです。

レシピがわかればベテランの皆さんはもうお手のものです。
どんどん作業し、出来上がった石けんを見るとアメリカのYouTuberみたいです。

制作に関する知識を増やすだけでなく、出来ることの幅を広げてあげることは、スランプを防ぐ一つの方法です。

石けん作りに出会ったから英語も少しわかる!と言えたら、それはとても意味のあることですね。


ちなみに私は英語ができなかったのでtao先生に出会い、石けんに出会いました。
この順番で書くとちょっとカッコ悪いですが、インパクトはありですね。

次も楽しみにしています。
ありがとうございました!
ドライヤー


昼間は暖かくても、朝晩の温度差が大きくなる季節です。
コンフェをたくさん入れる時には無条件で保温に気を使いますが、 先日うっかりして3色スワールのコンフェ無しを作った時に、ソーダ灰が発生しました。

3色に分けて紙コップに移し、ジワジワと入れて行くと温度が下がります。
しかもそれを冷たいアクリルモールドに入れたら、熱が上がるのはずいぶんと後の事だったのでしょう。
そして、コンフェがないので安心してホカロンもなく、保温箱に入れたままだとなおさらです。

ソーダ灰の対処はきちんとした方法がありますが、私はとりあえずいい加減な復元を目指します。
切ってしまう事もありますが、デザインによっては模様がなくなったり小さくなってしまいます。

できてしまったものは仕方がないので、型に入れたまま、あるいは型から出して粉を吹かせるに任せて表面がしっかりするまで放置します。

手袋で触ってもくっ付かない位になったら、エタノールとドライヤーの出番です。
普段アクリルモールドを使っているので、無水エタノールをかけるのが心配で薄めています。消毒用エタノールがちょっと薄まったくらいです。
効果がなくなるのでは思ったのですが、意外と大丈夫です。

ソーダ灰を湿らせてドライヤーの熱を当てます。様子を見てペーパータオルやガーゼで拭き取ります。
ムキになると石けんが減ってしまうので気をつけてください。すり減った砥石みたいになります。

もう一度薄めたエタノールを軽くかけてラップでくるみます。
それからラップの上からさらにドライヤーで温めます。
表面だけリバッチする感覚ですね。
温めるとしっかり密着するので、これでまた2、3日放置です。


あくまでも目指しているのはいい加減な復元です。
すぐに取り出せて、すぐに熱の出るドライヤーを活用する事で対処のハードルを低くしています。
エタノールに関しても、あまり心配しないで使える濃度にする事によって、大変な作業にしない様にしています。

もちろん水分が生じるので、ふりかけたらしっかりドライヤーでとばします。




完璧を目指す時にはもちろんおすすめできません。
また素材によっては、濡らしたり熱を加えないほうが良いものもありますので気をつけています。

あくまでもこのドライヤー方法は、石けん作りのストレスを軽減させ、くよくよしないための逃れ道です。

保温箱を開けて見てしまった時も、ドライヤーでガーッと温め直してから蓋をします。
見たいけれど開けられないというストレスも無しです。便利ですね。
きっと、もっとステキな方法をお持ちの方もいらっしゃると思います。
どんな場合も石けん作りは楽しく安全にを心がけたいですね。


石けん水曜日


ずっと行きたいと思っていた石けん水曜日に行ってきました。

午後クラスはゲスト講師のmuget soap主催rie さんです。
トランポリンのデザインを教えていただきました。
workshop などを積極的にされていて、テキパキと手際よく同時にスワールのデザインも教えておられました。



これも面白そうです。
今度作ってみます!

石けん作りを始めた時、先生はtaoさんだけで他に教えている方などいませんでした。なので、石けん教室に習いに行く事はtaoさんの家以外になく、作りたいものがあると1人で実験するというのが当たり前でした。

その頃に比べて今はどうでしょう!
ステキな先生がいっぱいいらっしゃるではありませんか。
教室の教室を卒業された方もりっぱな先生になっておられます。


系統的にカリキュラムにそって学んだ方や、化学的な知識をお持ちの方もいて本当に勉強になります。
なかなか日程が合わない事もありますが、機会をとらえてまた参加します。
ブレンダーのタイミングとか、色合わせなどとても勉強になりました。
そしてrieさん自身が、最初に感じた石けん作りの面白さを持ち続けて活動されていることは素晴らしいと思います。
きれいなフォトブックも出されていて、その行動力にも尊敬です。

本を見ながら、改めてどのように自分の作品や仕事を形にしていくか、考える機会になりました。

本でもwebでも、文字でも写真でもその時の自分にあった仕方で、のびのびと表現できるものを選択していきたいと思います。

その中で最善を尽くしたものなら、それがたった一枚の写真でも、一頁の記録でも納得できるはずです。

ほうっておくと、状況が整うのを待って、何もアクションを起こさないタイプですが時にはちゃんと考えます。決断もします。
なのでアクションを起こす人の裏側にあるストーリーには感動します。
これについてはまた後日、、、。