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白の石けん


白い、何のデザインもない石けんです。
はじめて作った時と同じ石けんです。
デザインソープを連作した後などに、なるべく丁寧にシンプルな石けんを作ります。
何本か立て続けに作ると、手慣れた作業の中で雑になったりする部分を、リセットするのが目的です。


以前、デザインが行き詰まった時にシンプルソープを無心で作ったことがありました。
楽しくて、初心に帰れました。
以来、定期的に意識して白い石けんを作っています。。
白は写真映えしないのであまり写しませんでしたが、教えていただいたので、この夏はバシッと撮ってみました。

白のスタイリングですが、まだまだ、、、勉強中です。




茂田井 武 展


ちひろ美術館で開催されている茂田井 武展に行きました。
茂田井 武は宮沢賢治のセロ弾きのゴーシュの絵本で有名な絵本画家でした。
この絵本で育ったので、今回、奈良美智がつくるこの展覧会は絶対に行こうと思っていましたが、実際に行かれたのは開催終了間際です。

小さな美術館ですし、雨も降っていたので何となく気軽な気持ちで1室に入ったのですが、水彩画保存のための暗い部屋をのぞいたとたん、圧倒されました。

全てが本当に小さな作品ですが、半端な気持ちでは見られないとすぐに気がつきました。
自分でも不思議でしたが、一旦部屋を出て、何というか気合いを入れ直してもう一回入り直しました。

詩のような、音楽のような「筆の声」が聴こえてくる世界がありました。
「夢の旅人」というテーマだったことは知っていましたが、見てはじめて納得です。

創る仕事は、創る人が見たもの、関わったもの、時代などの要素が一体になるまで練り上げられていくことがわかります。

石けんもそれぞれの素材が混ざり合い、熱を上げ、液体から固体になるまでをきちんと見届けていく作業の中で、作り手の想いも閉じ込められていかれれば、作るから「創る」になるのかもしれないと思うのでした。




秋に向けて


再び7月を上回る暑さになってきました。 作ったら常温でその辺に置いておけば、石けんになってしまいそうです。

こんなに暑いですが、秋の講座の準備を始めていらっしゃる方も、おられると思います。

paosoapとして準備しているのは、講座で使えるnew pianosoapです。

すでにデザインブックになっていますが、実際にレッスンした時に課題として感じた点をもとに、もう一度練り直しています。

こうしてブログで書いてしまうことで、今、このアイデアをタスクに変えています。

ずるい感じもしますが、漠然としたイメージを見える化、仕事化してみるというのもありです。


あとは、定番のシンプルをコンフェを使わない真冬用にアレンジします。
今年は、オイルの種類を変えたものも少しできたらいいなあと思います。

というわけで、秋の予定が見える化できるまでもうしばらくお待ちくださいね。