夏場の石けんの保温はどうしてますか?という質問には、「その時々です」というお答えです。
ちょっと無責任のようですが、毎回、シンプルなレシピどおりの石けんを作っているわけではないので、決めようがありません。
半分シンプルで半分コンフェというのもよくあります。そうすると、コンフェのためには夏でも箱に入れておきたいですが、シンプルな部分は熱くならないかと気にする時期もありました。
オプションが入っていると、ジェル化するかな、という考えもよぎります。
一本しか作らない時や二本並べて保温する時もあると、熱の上がり方も違うので、本当に困ります。
それで、一番の理想は「時々気にする」けれど「あまりこだわらない」という事にしています。
夏場は出来るなら蓋を開けたり閉めたり、でも家にいない時や夜寝てしまう時は、もうそのままです。
結果はありのまま受け入れて、経験のひとつとしてしっかり覚えます。
しっかり覚えるのに意外と助けになるのが、石けんのデザインです。
コンフェがたくさん入っていたとか、青い色だったとか、ネコだったとか、、記憶に残ります。
保温状態を気にする石けんというのも実はあって、そういうのはすごくチェックします。コンフェをぎっしり入れている場合は夏場でも新聞を乗せたりして、熱くなるタイミングで取るとか、、、。
これは不思議ですが、型入れの時に何かが気になると、保温中も気になるんですね。自分でもよくわかりませんが、生地が教えてくれるのかもしれません。
なので、型入れの時は自分のアンテナがちゃんと働くように集中する瞬間があるような気がします。まあ時間にしたら5秒位ですが、、、。大体99%は気楽に作ってます。
保温に関しては気まぐれにやってるようで、さすがに自分でも自分の基準がよくわかりませんでした。でも、こうして言葉にする事で見えてくるものがあります。
みなさんも石けんとの対話を楽しんでください。おもしろいですよー。
さあ、勉強です。明日も早起きです。