<< March 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

マステスワール


今年の教室の教室のためのサンプルレッスンは動画になりました。
tao先生、主催者さん、お世話になりました。

生徒さんのみなさんにはお会いできませんでしたが、今年2020年にアクシデントにも負けず、講座を続けられていることは素晴らしいですね。
見習いたいです。

春の時点でこれからの学習はオンラインにも対応しなければいけないと、なんとなく思っていました。
実際に人々が待ったなしにリモートで仕事をし出すと、もう悩む間もなく取り組むようになりましたね。

5、6歳の子から90代のおばあちゃんまでがオンライン化です。エライですね〜。
私の知人は1人暮しの90代ですが、顔のドアップをものともせずzoomを使いこなしてます。


石けんの講座、特にデザインはオンラインで学習するのは難しいと予想されました。ピアノソープなどはきっと楽しさを伝えるのに限界があったことでしょう。

今回はpaosoapがいつも如何に「いいかげん」なのかを知って頂きたいという一心でした。
一発撮りです。
本人も失敗を仕出かす想定で撮り始めたので、安全にだけ気をつけました。
あまりかっこをつけなくてごめんなさい。みなさんはしっかりカッコいいのを作ってくださいね


マステスワールはtao先生のrecipe a day企画の時に発想しました。
毎日何かを捻り出す中で、頭が単純化していたおかげです。
一度は難しく考えたデザインでしたが、作業をミニマムにした方が伝わりやすいと思っていました。

作り手のみなさんがご自分のアイデアや方法でいくらでも発展していかれるはずです。ぜひご自分のデザインにして行ってください。

マステシリーズは他にもあります。
自分の中では失敗という手順を踏まないと完成には至りませんが、そのうちまたぽろっとインスタにあげていきますね。
ぜひレッスンでも使ってくださいね。

ありがとうございました。





taoさんのやさしい学び 素材編



tao先生のやさしい学び〜素材編に参加しました。

4月からの三回シリーズで、野菜、果物の回、ミルク、お酒と甘いものの勉強です。


写真には参加したみなさんにいただいた石けんのサンプルも写っています。


何かのオプションを入れる石けんの作り方を講座で扱う場合、またはレシピをお知らせする場合、分量や入れるタイミングなど、普段の作り方と違う点をあげていくだけになりがちですが、素材を系統立てて考えることで、ひとつのレシピにとどまらない可能性をお伝えすることができます。

こういう場合の伝え方、提示の仕方が自分にとっての勉強のポイントとなりました。

レシピをルールとして覚えるのではなく、その中から他のレシピに発展させられる枠組みのようなものを学べます。

生徒さんはそれぞれその「枠」の中で自由な素材を選びます。
ですから、「自由」に選択するためにはしっかりとした知識が必要になるわけです。

もちろん、安全に作れて固まる石けんを作るという「核」の部分ではルールがあります。
でもレシピや作品は規則化できないことがあります。
作り手の感覚や季節、型、量、温度の条件がその都度違うからです。


今回、「やさしい学び」というタイトルに大きな意味を感じ参加を決めました。
「作り方が簡単」
「先生が優しい」
などとも取れますが、実際に終了して確信したのは、
「やさしい」=「柔軟性」でした。

何をいつ、どのタイミングで入れるか、アルコールを飛ばすか飛ばさないか、保温するかしないか、、、、。
無数の選択肢に柔軟に対応できるようになったら、こんなに楽しいことはありません。


ご一緒のみなさんの素晴らしい発想や、実現力も勉強になりました。

いつもながらステキなのmikaさんのサポートもありがとうございました。

tao先生、こんなかんじであっという間の三回でした。また、いろいろな意味で勉強ですね〜。



ハチブンノハチ神奈川講座


インスタが便利すぎて長らく放置です。
反省、反省、、、。
夏ごろからハチブンノハチを楽しみにしていましたが、先日無事に出版記念講座2日目に参加してきました。

今回は神奈川という事で、はじめてお会いする方もあり、とてもいい経験でした。
taoさんのキャンディソープからはじまり、午前午後の2講座でした。

キャンディソープは8色から2個ずつの組み合わせで、色や香りの組み合わせを考えました。
皆さん、シンプルなものなのに1つとして同じものはなく、アイデアの可能性を学びました。

いよいよ、Aya先生のお日さまソープです。
特製の型、特製の保温箱付きのレッスンです。まあ、なんて贅沢なんでしょう!
そしてまた香りが!スペシャルすぎです。
日頃、余った瓶を組み合わせているだけなので、これまた反省です。
Aya式生活態度を見習わなくてはなりません。あの雰囲気が、佇まいが、、、。石けんさえもうっとりさせて言うことを聞かせているような気がしてなりません。

それにしても、冬にオレンジの美しいこと。Aya先生ありがとうございました。

午後はAkiyo先生のバニラ拍手石けんでした。
天然素材のオプションを入れることによって作り出される白の奥行きが見事です。
色材とはまた違う味わいですね。
そして、色とともに演出される香りのハーモニーがまた素敵。

香りや色は、協調、反発、調和など様々な作用を生み出すのですが、それをうまく引き出したレシピでした。
油や素材も知識以上に、自由な発想や柔軟性がなければ思いつかないですね。
お見事です。ありがとうございました。

そして、すべての業務を請け負い、先生方と生徒さんをマッチングさせたrieさん、お疲れ様でしたー。

楽しかったです。
こういう大きなイベントは、やりたいと思ってもなかなか実行できないものですから、ひたすら尊敬です。

tao先生もお疲れ様でした。
みんなを信頼して能力を引き出してくださるおかげで、こんなにたくさんの人が石けんに出会うことができたんでしょうね。
これからもよろしくお願いします。
AYAさんの東京講座



長年のキャリアを持つ神戸のAYAさんの東京講座に行きました。

三層の紫根石けんを教えていただきました。自然に退色していく紫根色を残しつつ、色味を足してその変化を楽しむ方法を提案してくださいました。

植物から色と成分を抽出して油の中に閉じ込め、本来の植物の命をまた新たなかたちに創り変える試みの歴史も学びました。

一人でただ本を読んだだけの知識は、必要感がなければ忘れていくものですが、手を動かし、色を見、香りを加える作業が伴うと、経験として自分の中に蓄えられていくものだと実感しました。

まして、AYAさん独特の声やテンポや雰囲気がプラスされる中で学ぶのは、実習講座の醍醐味ではないでしょうか。

AYAさんが色を味わうように見、香りを聴くように楽しんでいる様子から、AYAさんの感性の深さを感じます。ピアニストですしね。

石けんを作り、AYAさんという個性で出来た器にのせるとそれだけでひとつの世界が出来上がる感じです。

AYAさんはその自分の個性を、まるでエッセンシャルオイルのように石けんに投入しているかのようです。

これが、うわさに聞くAYAさんワールドなのでしょう。


今はたくさんのすばらしい石けん作家さんがいて、新しいスタイルで仕事をなさっているなか、あえて自分が教えることに意味があるのかと思ったりしていましたが、同じレシピ、同じデザインで石けんを作っても、出会った人たちと反応してその都度、その時でしかできない何かがあるのかもしれません。

それはまるでレシピに書けない、どこにも売っていないエッセンシャルオイルのようです。

十分楽しんで、十分学んでその時にしかできない石けんを作ってみたいものです。

AYAさん、ありがとうございました。勉強になりました。



デザインとアレンジ


レッスンで挑戦したデザインを、自分でまたは生徒さんにお教えするかたちで、ぜひ繰り返し使っていただきたいと思っています。

レッスンではコンフェを用意していきましたが、ご自分で作る場合は手持ちのコンフェ、型に合わせて工夫やアレンジができます。

例えばピアノソープですが、ミルクタイプの型の場合、鍵盤は少し長めで白生地とのバランスをとります。
カフェタイプは横長になるので、鍵盤は短めでミルクタイプより、細めに切るとスッキリします。

これはあくまで目安です。
中に飾るコンフェがない場合や、中に入れるコンフェを水玉などにして散らす場合は、鍵盤とのバランスを工夫してみてください。

そして、季節によってもデザインが変わってきます。

寒い時期や、真夏でもクーラーがきいて寒い部屋で作る場合もありますね。
コンフェの入れすぎでソーダ灰が心配な時は、鍵盤のすき間をあけて入れすぎないようにしたり、中にしっかり鍵盤を埋めてあげることもできます。
その場合は、沈まないようにトレースをしっかり出したり、生地を休ませてとろみを出してから入れるなど試してみてください。

コンフェスワールの場合も同じように、コンフェの大きさや、太さを変えて楽しんでください。

寒い時期は、二色使いくらいにしてどんどん入れて早めに温めることもできます。
トールサイズはどうしても冷えやすいので、ハーフサイズを二本作って並べて熱が上がりやすいようにすることもできますね。

自分で考えて試した方法が見つかったら、もう立派な自分デザイン、自分アレンジの石けんになります。

応援しています!



埼玉 京都 大阪 スキルアップ講座


5月のスキルアップ講座に参加してくださった皆さん、どうもありがとうございました。

デザイン石けんを作ってその日のうちに持ち帰るという条件の中、ひとりひとり大切に仕上げてくださいました。

いろいろな季節、いろいろな型での注意点は、本に書いて説明できるものではないので、あとは皆さんが自分のやり方、自分のタイミングを発見してみてくださいね。

「石けん作りは旅」とtao先生がおっしゃるとおり、コンフェの扱いも旅路のようで、壁があったり、落とし穴があったりです。

でも、歩み始めてある日、すっと切った断面から自分の見たい景色が現れる時が必ずあります。

コンフェティ石けんは固まるまでわからない、切ってみるまでわからないからこそ、作ってから使えるまでの期間に気持ちが離れることがありません。

ああこうすればよかった、今度はこうしよう、こういうやり方もあるかもという思考をいつの間にか楽しむようになっていました。

誰にもわからない、迷惑をかけない石けんでの失敗を手のひらにのせて、使い終わるまで静かに考え続けるのですが、ちゃんと使って小さくなっていくと、許され、必ず消えていきます。

こんな事を繰り返していくうちに、生活の中のあらゆる失敗に対処する術まで学んでいるような気がします。

お会い出来たアイデアあふれる皆さんから、また大きなヒントをいただいて心から感謝しています。

どうもありがとう!
5月の石けん教室



5月は埼玉と関西のスキルアップ講座があります。
既に申し込まれた皆さん、お会い出来ることを楽しみにしています。

埼玉は5月21日 上尾のカフェ Hanoenさんにて。

関西は5月27日 京都のいまじんさん。
5月28日は 新大阪ココプラザにてハタヤ商会さんの主催です。


地味に活動しておりますので、こうして呼んでいただけるのが不思議なくらいです。ありがとうございます。
このまま地味に徹して、都内では石けん教室も夜開催にしようかと思っているくらいです。


さてスキルアップ講座は今回もコンフェがテーマになっています。 定番のピアノソープと関西はコンフェスワールもレッスンします。

ピアノソープは何回作っても、その都度違うアレンジが可能です。
コンフェスワールも毎回が実験です。

コンフェを使うときっちりしたデザインになりそうに思いますが、同じ材料を使っても個性あふれる作品になるのが面白いところです。

トレースの出たばかりの石けん生地と固まっているコンフェを融合させていくのは毎回が勝負ですね。


皆さんのアイデアあふれるコンフェ使いは、いつもとても勉強になります。

どうぞよろしくお願いします。


学ぶこと、創ること〜石けん水曜日の1年


あいかわらず、のんびりとした石けん生活をしています。12月にコンフェを使い切ったおかげで、全てのデザインがまた無地から始まります。

先日はtao先生の石けん水曜日のお手伝いに行きました。
ちょうど一周年の記念となる講座でした。

テーマはバニラとヨーグルトの石けんです。前半はお料理教室のような作業でした。ベテランさんばかりでリラックスした雰囲気です。

しかし、ここからが石けん水曜日のすごいところです。あらかじめ飾り用のコンフェが用意してあったので、自由なトッピングができます。

生地を丁寧に準備し、攪拌やトレースが出るまでのちょっとした合間に、皆さんのデザイン脳が回転しはじめます。
しばし配られたコンフェを眺めたり、触ったり、お隣さんと喋ったりしているのですが、ある瞬間ほぼ同時に、しーんと静かになりました。

「集中」の時間です。素晴らしいですね。ひとりで作っていると黙っているので、この「集中」に入る瞬間がほとんどわかりません。
でも、グループレッスンでは全体の作業から個人になる時間がはっきり見えます。これが教室で石けんを作る面白さですね!
ひとりでは作れない種類の「集中」を味わえます。

デザインが決まるとトレースも出来上がり、入れ込む作業に自動的にかわります。
そうすると不思議なことに、静けさが解放され、テーブルごとにおしゃべりや笑いが戻ってきました。

学ぶことと創ることが別物ではない事を、tao先生のレッスンプログラムから教えていただきました。

石けん水曜日の1年がとても意味のある積み重ねだったことに、心から納得した1日でした。

先生、参加の皆さんありがとうございました。
千葉サンプルレッスン



tao先生の教室のための教室、千葉クラスのサンプルレッスンをさせていただきました。

今回は東京初のコンフェティスワールのレッスンでした。
通常はピアノソープですが、達人の集まる千葉ですし、新しいデザインにあえて挑戦です。

といっても、時間制限がある中でデザインをイメージしていただくのは大変です。
あらかじめテキストや見本なども準備しましたが、ピアノのように言葉で言われれば誰でもわかるデザインと違って、とても抽象的なモチーフです。


今回、私自身もとても良い勉強になりました。

デザインの講座には、型抜きや動物など、イメージのはっきりしているものを手際よく作業として進めるタイプのものと、反対に手順や技術を説明をしますが、具体的なデザインは生徒さんにイメージしていただくタイプのものがあります。

コンフェティスワールはまさに後者のタイプです。
型の中にコンフェをどう置くか、置いたコンフェでどんな波紋が広がって行くのかは、やってみないとわかりません。
そして、コンフェの形作りも型抜きと違うので、初めて挑む方にはやりにくい場面もあったかもしれません。

そしてピアノと違ってスワールの要素もあるので、千葉の場合は単色にしましたが、色までイメージする必要がありました。

こうして言葉にしてみると、皆さんに課したタスクはたいへんなものでした。
にもかかわらず、最後まで集中力を保って生地を落としていく姿勢は素晴らしかったです。


イベントやワークショップのように短時間で教える時には、型抜きや動物など、イメージがわかりやすいものの方のが向いていると思います。
作る楽しさの方に焦点を合わせるので、どの部分をどの程度手伝ってあげてもいいのか、迷わずに対応できます。

ところが、今回コンフェティスワールをサンプルレッスンで取り上げたことによって、形ではなくイメージを伝え、教える難しさを体験できました。

時間がある場合や個人レッスンではその都度、問題点に対応できますが、きちんとしたレッスンのスタイルの中で教える時は「わかりやすさ」を伝えることが、最も難しい技術だと感じました。


かつてピアノソープは、自分ではできるけれど、人には教えられないデザインのひとつでした。
ところがレッスンで扱うことによって、タイミングや感覚を言葉で表現する必要がありました。

教える時に的確な言葉を持っていることの必要性はtao先生のレッスンを聞いて学びました。

レシピを考案し、試作をし、写真を撮ってテキストを作り、客観的な目でジャッジし、伝えるための言葉を探す。
この一連の過程を地ならしをするように、安定させていくまでが、迷わない石けん作りのような気がします。


そういう意味ではコンフェティスワールのレッスンはまだまだ、でこぼこの無駄が多い道ですが、もう少し改良を重ねていきます。

問題がありながらも、こうして言葉にできるまで、考えがまとまったことはとてもうれしいです。
難しいからやめちゃおう、というにはもったいないからです。

というわけで、忍耐強く協力してくださった皆さん、どうもありがとうございます。

機会を与え続けてくださるtao先生、完璧なサポートをしてくださる優しいミカさん、どうもありがとう!



名古屋スキルアップ講座



名古屋の皆さんお元気ですか?
スキルアップ講座ではお世話になりました。
1日を通してコンフェとデザインに特化した、こちらにとっても楽しい時間でした。
化学的な理解や勉強などが一切ないので、ひたすらデザインやイメージを創ることに集中出来ました。

今回はpianosoapとはじめてのコンフェスワールのレッスンでした。
昨日千葉で、関東初のコンフェスワールのレッスンが終わりましたが、これは名古屋の縮小版となるポイントレッスンでした。

縮小版を可能にしたのは、名古屋の皆さんの上手な実習の運び方です。

きっと皆さんご自身がスムーズなレッスンを日ごろ行っているからでしょう。
実は、名古屋のレッスンが終わるまで、千葉では通常通りのpianosoapにしようと思っていましたが、全ての過程を振り返った結果、やってみようと結論しました。

ひとえに明るい皆さんのおかげです。


pianosoapレッスンに関しては、軽妙なボケとツッコミの中、溺れる鍵盤救済テクニック(わからない方スミマセン)もお見せ出来ました。

何回もしているpianosoapレッスンですが、いろいろな方と作ってみると、なぜこの手順にたどり着いたのか、他の方法で試してみることは可能か、必ず原点に戻って考える機会をいただけています。

皆さんが、何の先入観もなく新しいデザインに向かう姿は、次のアイデアを生む大きな刺激となっています。

同じように作っていただいたはずなのに、生徒さんの作った作品はすでに新しいデザインソープに生まれ変わっていて、たくさんの可能性を秘めています。

大きな講座が終わると、そこからがひとり勉強会の始まりです。
ある時は、半年または1年以上も、得られたアイデアやアレンジを考え続けています。
頭で考えたものは、当然うまくいかないものも多く不完全型ですが、tao先生いわく、そこをいじるのが醍醐味ということで、これもまた楽しみです。

コンフェスワールのレッスンは、はじめてだったので、改良点を千葉で活かすことが出来ました。
リラックスしてレッスンさせていただけたので、冷静に全ての過程を振り返ることが出来ました。
本当にありがとうございました。

また、いつか!