ソーダ灰の白をデザインにしたいといつも思っていました。
といっても、真冬にシンプルデザインで放置するのは全体がぼろぼろになりそうでこわいですし、今年のような暑い夏はそもそもソーダ灰にならなかったり、難しいものです。
朝晩が少し涼しくなった頃が決行時期です。
わかりやすいようにマイカと白生地でトップを飾り、10時間放置しました。
曇りガラスくらいのソーダ灰が出来ていました。成功です。
この時点で、エタノールを吹きかけさらに放置しました。
この時の写真を撮らなかったのは残念無念。
24時間後、マイカの部分は色がクッキリ復元し、白の部分もワックスをかけたように艶があります。
粉っぽさはなく、ソーダ灰ができてしまったことはたぶんバレないです。
この手を使えば、失敗作品の救済ができるかもしれないのでさらに実験したいです。
今回はマイカですが、クレイや他の素材をオプションにすると、トップだけでなく全体が冷えるので難しいかもしれません。
どうしてもキレイなトップにしたい場合は最初からエタノールをかければいいのですが、ゆるい生地に吹きかけるのには抵抗があり迷うところです。
今回は10時間後でしたが、5時間後くらいだったらどうだろうと疑問は尽きません。
そうこうしているうちに秋が深まるとまた実験は見送りです。
春は気温差がすごいのでもっとしっかりソーダ灰になりそうです。
これはリスクありすぎでしょうか。
残暑は嫌いなのですが、この時期をうまく活用してソーダ灰デザインを楽しみました。