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AYAさんの東京講座



長年のキャリアを持つ神戸のAYAさんの東京講座に行きました。

三層の紫根石けんを教えていただきました。自然に退色していく紫根色を残しつつ、色味を足してその変化を楽しむ方法を提案してくださいました。

植物から色と成分を抽出して油の中に閉じ込め、本来の植物の命をまた新たなかたちに創り変える試みの歴史も学びました。

一人でただ本を読んだだけの知識は、必要感がなければ忘れていくものですが、手を動かし、色を見、香りを加える作業が伴うと、経験として自分の中に蓄えられていくものだと実感しました。

まして、AYAさん独特の声やテンポや雰囲気がプラスされる中で学ぶのは、実習講座の醍醐味ではないでしょうか。

AYAさんが色を味わうように見、香りを聴くように楽しんでいる様子から、AYAさんの感性の深さを感じます。ピアニストですしね。

石けんを作り、AYAさんという個性で出来た器にのせるとそれだけでひとつの世界が出来上がる感じです。

AYAさんはその自分の個性を、まるでエッセンシャルオイルのように石けんに投入しているかのようです。

これが、うわさに聞くAYAさんワールドなのでしょう。


今はたくさんのすばらしい石けん作家さんがいて、新しいスタイルで仕事をなさっているなか、あえて自分が教えることに意味があるのかと思ったりしていましたが、同じレシピ、同じデザインで石けんを作っても、出会った人たちと反応してその都度、その時でしかできない何かがあるのかもしれません。

それはまるでレシピに書けない、どこにも売っていないエッセンシャルオイルのようです。

十分楽しんで、十分学んでその時にしかできない石けんを作ってみたいものです。

AYAさん、ありがとうございました。勉強になりました。



デザインとアレンジ


レッスンで挑戦したデザインを、自分でまたは生徒さんにお教えするかたちで、ぜひ繰り返し使っていただきたいと思っています。

レッスンではコンフェを用意していきましたが、ご自分で作る場合は手持ちのコンフェ、型に合わせて工夫やアレンジができます。

例えばピアノソープですが、ミルクタイプの型の場合、鍵盤は少し長めで白生地とのバランスをとります。
カフェタイプは横長になるので、鍵盤は短めでミルクタイプより、細めに切るとスッキリします。

これはあくまで目安です。
中に飾るコンフェがない場合や、中に入れるコンフェを水玉などにして散らす場合は、鍵盤とのバランスを工夫してみてください。

そして、季節によってもデザインが変わってきます。

寒い時期や、真夏でもクーラーがきいて寒い部屋で作る場合もありますね。
コンフェの入れすぎでソーダ灰が心配な時は、鍵盤のすき間をあけて入れすぎないようにしたり、中にしっかり鍵盤を埋めてあげることもできます。
その場合は、沈まないようにトレースをしっかり出したり、生地を休ませてとろみを出してから入れるなど試してみてください。

コンフェスワールの場合も同じように、コンフェの大きさや、太さを変えて楽しんでください。

寒い時期は、二色使いくらいにしてどんどん入れて早めに温めることもできます。
トールサイズはどうしても冷えやすいので、ハーフサイズを二本作って並べて熱が上がりやすいようにすることもできますね。

自分で考えて試した方法が見つかったら、もう立派な自分デザイン、自分アレンジの石けんになります。

応援しています!



埼玉 京都 大阪 スキルアップ講座


5月のスキルアップ講座に参加してくださった皆さん、どうもありがとうございました。

デザイン石けんを作ってその日のうちに持ち帰るという条件の中、ひとりひとり大切に仕上げてくださいました。

いろいろな季節、いろいろな型での注意点は、本に書いて説明できるものではないので、あとは皆さんが自分のやり方、自分のタイミングを発見してみてくださいね。

「石けん作りは旅」とtao先生がおっしゃるとおり、コンフェの扱いも旅路のようで、壁があったり、落とし穴があったりです。

でも、歩み始めてある日、すっと切った断面から自分の見たい景色が現れる時が必ずあります。

コンフェティ石けんは固まるまでわからない、切ってみるまでわからないからこそ、作ってから使えるまでの期間に気持ちが離れることがありません。

ああこうすればよかった、今度はこうしよう、こういうやり方もあるかもという思考をいつの間にか楽しむようになっていました。

誰にもわからない、迷惑をかけない石けんでの失敗を手のひらにのせて、使い終わるまで静かに考え続けるのですが、ちゃんと使って小さくなっていくと、許され、必ず消えていきます。

こんな事を繰り返していくうちに、生活の中のあらゆる失敗に対処する術まで学んでいるような気がします。

お会い出来たアイデアあふれる皆さんから、また大きなヒントをいただいて心から感謝しています。

どうもありがとう!
5月の石けん教室



5月は埼玉と関西のスキルアップ講座があります。
既に申し込まれた皆さん、お会い出来ることを楽しみにしています。

埼玉は5月21日 上尾のカフェ Hanoenさんにて。

関西は5月27日 京都のいまじんさん。
5月28日は 新大阪ココプラザにてハタヤ商会さんの主催です。


地味に活動しておりますので、こうして呼んでいただけるのが不思議なくらいです。ありがとうございます。
このまま地味に徹して、都内では石けん教室も夜開催にしようかと思っているくらいです。


さてスキルアップ講座は今回もコンフェがテーマになっています。 定番のピアノソープと関西はコンフェスワールもレッスンします。

ピアノソープは何回作っても、その都度違うアレンジが可能です。
コンフェスワールも毎回が実験です。

コンフェを使うときっちりしたデザインになりそうに思いますが、同じ材料を使っても個性あふれる作品になるのが面白いところです。

トレースの出たばかりの石けん生地と固まっているコンフェを融合させていくのは毎回が勝負ですね。


皆さんのアイデアあふれるコンフェ使いは、いつもとても勉強になります。

どうぞよろしくお願いします。


paperwork



宿題と同じ感覚で滞ってしまいがちなのが、ペーパーワーク、つまり作る作業以外のレシピ制作や、記録付けやテキスト作り、ラッピングのラベル作りなどです。

習ったレシピや今まで作ったことのある配合はわざわざノートに取らなくても、頭に入っていたり、資料を見ればいいだけなので、新たに自分の資料として作らなくても制作に取りかかれます。

その方が取り掛かる手間が省けるし、楽なのでいいと思っていました。

ところが、

これを無意識に繰り返してしまうと、新しいものに挑戦したり、レッスン用にテキストを作ることが、何だかたいへんになってしまうのでした。

これがまたひとつの課題となり、ペーパーワークと制作をセットにして考える訓練になっています。

「自分で自分に出す宿題」の次の課題は、自分のためのレッスンをする訓練です。いわゆる「試作」の事ですが、そのプロセスを残すか残さないかには大きな違いがあります。

自分にとってデザインソープブックを作るのはとてもいい勉強になりましたが、もう少し工夫をしなくては、、、と思っています。

インスタにアップすることで、まめに記録として写真を残せるようになってきましたが、これがない時代のほうが「記憶」できたこともありました。文字として無理矢理残した言葉が必要だった時期もありました。



忙しい毎日でも改善ポイントが見つかってしまうのが、ブログのいいところでしょうか。

tao先生が英文のエッセイのレッスンで、書き進める方法として、自分で自分に質問してそれにひとつずつ答えていく、ということを教えてくださいました。

ふとそのことを思い出し、石けんノートというペーパーワークをまじめに考えてみようと思いました。

でもまあ、習慣にするのはまた別の取り組みが必要ですね。



宿題のコツ



洋書講座の皆さんが、きちんと宿題を提出しているのを見て、感動しました。
さすがに、教室の卒業生は違いますね。

レッスンの時間を取り分けて通うのは、仕事を持っていたり、子育てをしながら家族の必要のために忙しくしている人にとって、とても大変なことです。

まして、日頃の生活でも石けんを日常的に作ることは、持続力が必要です。


生徒の皆さんを見て、それぞれが宿題のコツを持っている気がしました。

宿題が重荷になってしまって勉強が続けられないという時がよくあります。
重荷の原因としては、

すぐに取りかかれなかったので期日に間に合わない。

難しすぎる。

家に帰るとテンションが下がり、面倒に感じる。

などときりがありません!

かくいう私もやりたい事はできても宿題となるとなかなか、、、、。


音楽の勉強も語学の勉強も、学校や定期的なレッスンが終わってしまって、誰にも叱られず、期日もないといった状況になってからが本当の勉強のような気がします。

しっかり怠けてそのままになるのでは、、、と思いきや、この状況を何とかしようと無意識に始めたことがありました。

自分で自分に宿題を出すことです。

「出された課題をやる」というのを
「今の自分に必要だ!」

という意識にすり替えるだけです。

主婦の皆さんにはそういう能力が身についているのではないでしょうか。
誰に頼まれたわけではないのに、ごぼうやふきなど買ってきて、面倒だと言いながらもちゃんと料理しています。

腐ったりダメにしたりしないように、ほおっておくこともありません。


こういう生活能力を兼ね備えた主婦が勉強をするのですから、見習うべきスタイルがたくさんあります。
まな板に乗せれば何かしらの料理が並ぶように、宿題も取りかかれば、その時できる自分なりの形にまで持っていけるというパワーを感じます。

誰かと比べるのではなく、合格不合格もない勉強の証のようなものです。
素晴らしいですね。

感動いたしました。